サイベリアンの歴史
ロシア大統領から秋田県知事に贈られた長毛種
シベリア猫とも呼ばれる最大級のイエネコです。起源については不明とされていますが、古くからロシア国内に広く生息していたらしく、民話にもよく登場します。
1871年にキャットショーに初めて出展されました。しかし20世紀になるまでロシアが社会主義国家であるという背景から猫をペットとして飼うという認識が殆ど無かったということもあり、ロシアでの交配はほぼされておらず、1980年代になってからようやくされるようになりました。
1990年にアメリカに渡り、2002年以降は世界中で広く人気の猫種となりました。
サイベリアンの外見の特徴・性格など
野性的な見た目のとおり、好奇心いっぱいで運動神経も抜群です。しかし一方で愛嬌たっぷりで親しみやすい性格。集合住宅でも飼いやすいでしょう。
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もともとロシアの厳しい寒さを生き抜いてきた猫種とあって、体は屈強そのもの。大柄で、がっしりとしています。一方で顔は中型で丸みがあり、愛くるしい表情をしています。
また、何よりも全身が厚くふさふさの被毛に覆われているのが特徴です。中くらいの長さのしっぽは、とくにふさふさで太く見えます。この美しい被毛を守るには、毎日のブラッシングが欠かせません。とくに春にかけての換毛期は、よりこまめに手入れしましょう。
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サイベリアンの毛質
寒さや雪から身を守るために発達した上毛(オーバーコート)は、油分が多く硬い手触りです。その下には、体温を閉じ込める下毛(アンダーコート)が密に生えています。また、サイベリアンは、厳しい寒さにも耐えうる3層構造の「トリプルコート」という、大変珍しい被毛の個体が多く存在することで知られています。
サイベリアンの毛色
ブラウン系のタビーが人気ですが、すべてのパターンや毛色が認められています。
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