抱かれるのが大好きで、飼えばメロメロに!
ラガマフィンの歴史
ルーツははっきりわかっていませんが、“ぬいぐるみ”のような愛らしさをもつ「ラグドール」から派生した猫種。「ラグドール」を生み出したブリーダーであるアン・ベーカーのやり方に反対し、独立したブリーダーたちが「ラグドール」と同じ血統の猫を使って新たに生み出したのだといわれています。アン・ベイカーによって商標登録されていた「ラグドール」という名称は使えないため、一時的に付けられた「ラガマフィン」という新しい品種名がつけられました。
ラガマフィンの遺伝子プールを拡大させるため、ブリーダーたちは「ペルシャ」や「ヒマラヤン」などとの交配を繰り返した結果、丈夫な品種へと成長をとげました。21世紀初めには一部の猫種登録団体で認定されましたが、ラグドールと似すぎているという理由で主要な猫種登録団体でも公認していないところがあります。日本でも最近やってきたばかりで、まだまだ少ないようです。
ラガマフィンの特徴・性格など
ルーツの通り、見た目や性格は「ラグドール」に似ているといわれています。
丸めの頭、やや釣り上がっている丸っこい目、短いマズル……など、全体的に丸みを帯びているのが特徴。そのほか、耳は大きく小さくもない中サイズで、やや前方に傾いています。体は長方形で、胸や肩が幅広い。足は中くらいの長さで、前足は後ろ足よりも少しだけ短め。しっぽは、体の大きさに比例して長く、やわらかく豊富な毛に覆われています。
性格は、穏やかでおとなしく優しいのが特徴。人なつっこく、飼い主さんと触れ合うことも大好きです。そのため、甘えん坊な印象も強く、室内で飼うのにぴったりな猫として愛されてきました。
一方、好奇心おう盛で遊び好きな一面も。おもちゃを目にしたらすぐに興味を示すような機敏さも兼ね備えています。
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ラガマフィンの毛質
「ラグドール」同様、毛質はなめらかで美しくシルキー。そのため、長さはありますが、もつれにくく、抜け毛も少ないので、ほかの長毛種よりはお手入れも簡単でしょう。適度なブラッシングは必要です。
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ラガマフィンの毛色
色は規定されておらず、あらゆる色が認められる猫種です。
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