Cute tabby kitten playing toy on white basket chair

野生の猫は大人になると子育てや狩りなどで忙しくなり、遊ばなくなると言われています。ところがたっぷり時間がある飼猫は、大人になっても遊ぶことが大好き!飼い主さんが遊んでくれる時を待っているかもしれません。猫にとって遊ぶことはストレス発散にも最適ですので、たくさん遊んであげてくださいね!

猫ちゃんのこんなしぐさは「遊ぼうよ!」の合図

お腹を見せてクネクネ

飼い主さんの前でゴロンと横になり、お腹を見せてクネクネすることありますよね。これは背中が痒いわけではなく、かなりご機嫌な「遊ぼう~!」の合図です。

おもちゃを持ってくる

遊びたくてうずうずしている状態です。しかも、「これで遊びたい!」とおもちゃも限定し、かなり本気で訴えています。

おもちゃの前で鳴き続ける

猫ちゃんは、お腹が空いた時や外に出たい時など、よく鳴き声で訴えます。もし、おもちゃの前で鳴くなら「遊んで!」とみて間違いなし。

猫ちゃんを遊びに誘うなら?

猫ちゃんの機嫌がいいときを狙って、遊びに誘ってみましょう。

スリスリしてくる

猫ちゃんのスリスリは、飼い主さんへの愛情表現のひとつ。うまく遊びに誘えば、喜んでのってくれるかも!

じっと見つめてくる

じっと見つめてくる時は、かまって欲しいサイン。おもちゃで誘ってみて、気持ちを探ってみましょう。

こんなときは遊びに応じないで!

最初は何気なくはじまる猫パンチ。それが遊びを誘うサインだとしても、相手をしてあげるのはやめたほうがいいでしょう。猫パンチに応じると、猫ちゃんは「パンチをすれば遊んでもらえる」と覚えてしまいます。飼い主さんはいつでも遊んであげられるわけではありませんから、猫パンチをしても遊んでもらえないと、猫ちゃんは「もっと強くパンチしないと遊んでもらえないのかも」と勘違いし、どんどん攻撃的になる可能性があるのです。

何気なく遊んであげたことが攻撃行動の悪化につながる恐れがあるので、飼い主さんが初めから相手をしないことが必要です。

猫ちゃんとの上手な遊び方

ポイントをおさえて、猫ちゃんと楽しく遊びましょう。

その気になるまで根気よく

猫ちゃんは気分屋な生き物。飼い主さんがおもちゃを見せても、興味なさそうにする子もいます。様子を伺っているだけの場合も多いので、根気よく誘ってみましょう。

遊びすぎに注意

猫ちゃんは持久力がないので、あまり長時間激しく動き回ると疲れすぎてしまうことも。でも遊ぶことは大好きなので、1日15分程度を目安に毎日遊んであげましょう。

狩猟本能を目覚めさせる

本来、狩りをして生きてきた猫ちゃんは動くものが大好き。猫じゃらしなどは、虫や鳥、ねずみなどをイメージして、「捕まっても抵抗する」「必死に逃げようとする」など、獲物っぽい動きをしてあげると喜んでくれますよ

飽きさせない工夫を

獲物の動きをマスターしてしまうと、飽きてしまうことも。おもちゃの種類を変えてみたり、新しい動きを加えてみたり、布の下におもちゃを隠すなど、遊び方にバリエーションを持たせましょう。

みんな大好き!猫じゃらしの遊び方

最大のコツは、狩猟本能をくすぐること。このテクニックを使えば、猫ちゃんも楽しめること間違いなし。

床をはわせる

猫じゃらしを虫やねずみに見立てて、床の上をはわせるように素早く上下左右に動かします。じらせながらたまに捕まえさせてあげると満足感もアップ。円を描くように回したり、ジグザグに動かしたり、猫ちゃんの体の上をはわせるなど、動きにバリエーションを持たせましょう。

ジャンプを誘う

猫じゃらしをはじめ床をはわせるように低い位置で動かします。だんだん動きが激しくなってきたら、おもいっきり上下に跳ね上げて猫ちゃんもジャンプ。何回か繰り返したら最後は捕まえさせてあげましょう。

チラ見せで好奇心をくすぐる

ドアや扉の陰から猫じゃらしの先をチラっと見せてフリフリ。引っ込めたり、出したり、緩急をつけて動かすと、狙いを定めた猫ちゃんが獲物めがけてまっしぐら。クッションや布、新聞紙の下からチラ見せするのも効果的。

音で気を引く

猫ちゃんは音に敏感な生き物。特に鳥や虫の羽音のようなカサカサ・シャカシャカする音が大好き。音の鳴るものを使ったり、新聞紙の上で動かしたりしてみましょう。猫ちゃんから見えないところで音をたてるのもオススメです。獲物を探して猫ちゃんがワクワク大冒険してくれます。

体を使う

飼い主さんの体の近くや上で猫じゃらしを動かしたり、隠したりするのもおすすめ。人との距離もグッと縮まるので、人見知りな猫ちゃんとのスキンシップにも最適です。爪が尖っていると怪我をする場合もあるので、爪は切ってから遊びましょう。

 

遊んで欲しいとしっかり主張する猫ちゃんもいれば、うまく遊びたい気持ちを飼い主さんに伝えられない子もいます。毎日少しの時間でいいので、飼い主さんから遊びに誘って、猫ちゃんのストレスを解消してあげてくださいね。

東京猫医療センター 院長

服部 幸

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