シャルトリューの歴史
微笑むような顔つきの「フランスの青い猫」
起源には諸説ありますが、シリアからフランスに連れてこられたと考えられています。
18世紀の資料にヨーロッパの一般的な4種の猫の1種として記録が残されています。
第二次世界大戦で絶滅しかけましたが、ブリティッシュショートヘアー、ロシアンブルーおよびペルシャとの交配により再確立されました。一時期はブリティッシュブルーと同一にされていましたが今では別種として認定されています。
シャルトリューの外見の特徴・性格など
同じブルー(青灰色)の毛色の猫種・ロシアンブルーの瞳がグリーンなのに対し、シャルトリューはゴールドやカッパーなど、暖色系。成長するにつれて、より銅色が深くなっていきます。
体はがっしりとしていてたくましいですが、対照的に脚はほっそり。こうした全身のバランスから「ジャガイモに爪楊枝が刺さったよう」「マッチ棒を刺したジャガイモ」などと、例えられたりもします。多様なニックネームがあるのは、シャルトリューならでは。口元がくいっと上がって微笑んでいるように見えることから「微笑むフランスの青い猫」、後ろ足で立つ姿勢が得意なことから「ベアーキャット」、飼い主に従順な性格から「犬のような猫」と呼ばれることもあります。ほかにも「フランスの宝」「生きたフランスの記念碑」など、さまざまな呼び名があります。
性格は聡明でおとなしく、鳴き声も小さいことがほとんどです。
シャルトリューの毛質
やや短めのダブルコート。被毛は厚く、羊の毛のように密生していて、水をよく弾きます。
シャルトリューの毛色
ブルー(青灰色)のみです。有名な「ロシアンブルー」や、タイ原産の猫種「コラット」と並んで「ブルー御三家」と呼ばれることがあります。
猫種別病気ガイド『シャルトリュー』もご覧ください
★『子猫』に関する「にゃんペディア獣医師監修記事」は、
- 出会い方☞「ぴったりの猫ちゃんの選び方」
- 子猫を拾った☞「子猫を拾ったとき、どうしたらいいの?」
- 健康チェク方法☞「子猫の健康チェック方法とは?
成猫とは何が違うの? 」 - 子猫のかかりやすい病気☞「子猫を拾ったとき、
どうしたらいいの? 」 - 子猫用ミルク☞「子猫用ミルクを与えるときに気をつけるポイント
」 - 牛乳☞「猫は牛乳を飲んでも大丈夫?与え方や注意点とは?」
- しつけ☞「子猫を迎えたときに必要なしつけ」
★『子猫のかかりやすい病気』に関する「
- 猫風邪☞「猫風邪の症状って?治療法も解説」
- ヘルペスウイルス☞「猫ウイルス性鼻気管炎」
- 猫カリシウイルス☞「猫カリシウイルス感染症」
- クラミジア☞「猫クラミジア感染症」
- ワクチン接種☞「猫の予防接種(ワクチン)で防げる6つの病気」
- 皮膚糸状菌症☞「猫の皮膚糸状菌症」
- FIP☞「子猫の命を奪う恐ろしい病気、FIP(
猫伝染性腹膜炎)とは? 」
★「うちの子」の長生きのために、年齢や季節、猫種など、
☞『うちの子おうちの医療事典』で「子猫のかかりやすい病気」
猫カリシウイルス感染症(猫風邪)
猫ウイルス性鼻気管炎(猫伝染性鼻気管炎、
皮膚糸状菌症(真菌症、白癬、カビ)