春先に猛威を振るう花粉。目が赤くなったり、痒くなったり、くしゃみ、鼻水が止まらない… そんな花粉症は、われわれ現代人の大きな悩みでもあります。
しかし、花粉症で悩んでいるのは、私たち人間だけではありません。実は猫でも花粉症になることがあるのです。
こんな症状が出たら花粉症のサイン
くしゃみや鼻水、目やになどが多くなり、皮膚に痒みが出るため、目や体全体を擦るしぐさがみられます。猫の場合、皮膚に症状が現れることが多く、毛が抜け、皮膚が赤くなります。
似たような症状として、猫風邪とよばれる、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎があります。これらの感染症は、発熱、食欲低下などの急激な衰弱がみられますが、猫の花粉症の場合、発熱や食欲の低下はありません。
*猫風邪について、詳しくは「猫風邪の症状って?治療法も解説」の記事をご覧下さい。
花粉症の原因
花粉症は、花粉に対してのアレルギー反応が重篤化する症状です。
花粉は真冬を除き、ほぼ1年中、飛散しています。特に、2月上旬~3月末にかけて、多くの人々を悩ませるスギ花粉によるアレルギー反応を示す猫が最近発見されました。人間の花粉症の多くがヒノキやスギ花粉によるものだと言われていますが、猫の場合は原因となる植物の特定は難しいです。
花粉症の治療
アレルギー検査を実施してある程度原因の絞込みはできますが、アレルギーと断定することが難しいとされています。アレルギーと診断された場合の一般的な治療方法は、くしゃみや鼻水、皮膚の痒みなどのアレルギー反応を緩和させるためにステロイド剤や抗ヒスタミン剤の投与を行います。
花粉症の予防
室内に入る花粉を防ぐ
猫を外に出さないことが一番の対策です。また、猫に触れる花粉を最小限にするため、飼い主さんが帰宅した際は、衣類に付着した花粉を取り除いてから部屋へ入るようにしましょう。ハンディクリーナーや、粘着テープなどを使って、丁寧に取り除くようにします。
外に干した洗濯物にも、花粉は大量に付着しています。よく払い落してから取りこむようにしましょう。
室内での飛散を防ぐ
こまめに部屋の掃除を行いましょう。いきなり掃除機を掛けると、床に落ちた花粉が舞い上がってしまうため、事前に粘着シートや雑巾等を用いて、花粉を取り除いてから掃除機をかけ始めるのがおすすめです。
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例えば、下記のような切り口で、
【治療】
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【症状】
■ 初期は無症状が多い ■ 病気の進行が早い ■後遺症が残ることがある
【対象】
■ 子猫に多い ■ 高齢猫に多い ■男の子に多い ■女の子に多い
【季節性】
【発生頻度】
【うつるか】
【命への影響度】
【費用】
【予防】
☞猫ちゃんの「症状」から、
● 排泄:下痢をしている・血便が出ている・便の様子がおかしい・便
● 食事:元気がない・食欲がない・食べすぎる・水を沢山飲む・疲れ
● 口:よだれが多い・口を気にしている・口の中にできものがある・
● 呼吸:・くしゃみをする・咳をする・呼吸が苦しそう・口を開けて
☞「猫の行動」からも、考えられる病気やケガをも調べられます。
□ 足をあげる
□ 歩かない
□ ふらつく
□ 性格が変わる