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最近、SNSなどで服を着ている猫ちゃんをよく見かけますよね。デザインは可愛いものからキレイなものまで、飼い主さんの好みによって様々です。中にはご自身で手作りされる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実は猫ちゃんに服を着せることには、様々な危険が潜んでいるのです。ここでは猫ちゃんがオシャレをするときに、気をつけなければならないポイントをまとめました。

服を着せることのメリット

皮膚の保護

手術後には、猫が傷口を舐めたり、縫合糸を噛み切ったりすることを避ける術後服としての役割を果たします。避妊手術後の傷口の保護のため腹巻きタイプの術後服を勧める動物病院も増えています。傷口を保護するためのものにエリザベスカラーがありますが、猫によっては術後服のほうがストレスを感じずに済む場合もあるようです。猫の様子を見てどちらを装着させるかを決めましょう。

また、皮膚病などの際の肌の保護のために服を着せることがあります。

病気の猫

寒さ対策

寒さ対策のために服を着せることがあります。ただし、寒さ対策には、ペットヒーターやコタツ、毛布などを利用することもできるので、必ずしも服が必要なわけではありません。

 服を着せることのデメリット

猫に服を着せることのメリットをご紹介しましたが、実はデメリットのほうが多いのです。これから猫に服を着せようと考えている飼い主さんは以下のリスクをきちんと理解し、猫を危険にあわせないための対策を取ってから着せるようにしてください。

何かあればすぐに脱がせることができるよう、猫に服を着せる際は必ず飼い主さんがそばにいるようにしましょう。服を着せたまま留守番をさせるようなことは危険ですので、決してしないようにしてください。

毛づくろいができない

猫のけづくろい、グルーミング

猫にとって毛づくろいは欠かせません。毛づくろいには主に3つの役割があります。

体をきれいにする

ざらざらした舌で体を舐めることで、古い被毛や汚れを取り除き、体を清潔に保ちます。

体温調節

暑い季節は体を舐めて被毛を濡らし、それを気化させることでクールダウンをはかります。

ストレス解消

そしてもうひとつ、毛づくろいの大事な役割にストレス解消があります。猫同士のケンカや飼い主さんに叱られるなど、気まずいことが起きた時、猫は毛づくろいをすることで気持ちを落ち着かせるのです。洋服を着せてしまうと、この猫にとって大切な毛づくろいができなくなってしまいます。

【対策】

服を着せようとして、猫が嫌がるようならすぐにやめることはもちろん、たとえ大人しくしていたとしても、長時間の着用は避けてください。猫が毛づくろいをしたがる素振りを見せたら、すぐに脱がせてあげましょう。

布や飾りを誤飲してしまう

Funny cat in clothes on coach

ソファや毛布などをかじる癖のある猫は、服もかじってしまうかもしれません。かじり取った布や服についている小さな飾りなどを飲み込んでしまう危険性があります。

【対策】

ボタンやリボンなど飾りは極力避けましょう。また窮屈さから服をかじってしまうこともあるので、少しゆとりのあるデザインを選んでください。

 飾りが引っかかる危険がある

猫は狭いところに入り込んだり、高いところからジャンプしたりする習性がありますが、そんな時、もし服の飾りが引っかかったら大変なことになります。動けなくなるだけではなく、最悪の場合、首や足に飾りが絡まり大けがをすることにもなりかねません。

【対策】

猫が服を着ている間はとにかく目を離さないこと。特に動きが活発で予測のつかない子猫の場合は注意深く見守ることが必要です。

 体の不調を見逃してしまう

病気のサインをいち早く見つけるには日々、猫の体をチェックすることが大切です。そのひとつに毛並みのチェックがありますが、服を着ていては当然確認することができません。その他にも体のどこかに腫れはないか、皮膚の状態に変化はないかなど、日常的にチェックすべき点はいくつもあります。

【対策】

服を着る前、脱いだ後の猫の体のチェックを入念に行ってください。もし何らかの変化を発見したら、服を着せることはすぐにやめましょう。

 

服を着せるとよりかわいらしくなりますが、注意しなければならないことがたくさんあります。服を着せる際には、ちゃんと猫ちゃんの様子を見ていてあげることが不可欠なのですね。

怪我やストレスには十分気をつけて、猫ちゃんのおしゃれを楽しみましょう。

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にゃんペディア編集部

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