最近は、猫の寿命も延びてきて、14・15歳は当たり前。20歳近い猫も珍しくなくなりました。
我が家の猫のラグも、この秋20歳を迎えます。元ノラですので、正確な誕生日まではわかりませんが・・

守りたくなるようなかわいさの子猫と違った、大人猫ならではの魅力を考えていきましょう。

子猫よりお世話が楽

子猫は非常にかわいらしい半面お世話がとても大変です。離乳していない場合は、24時間体制で2時間置きに授乳しなければなりませんし、お尻を刺激して排便もさせてあげなければなりません。熱を出したり、お腹を壊したりしやすいのは、人間の子どもと同じ。毎日、大騒ぎです。また、爪が引っ込まないうえに細いので引っ掻かれたりしがみつかれると、ビックリするほどイタい思いをします。

しかし、大人の猫は身体が出来上がっているのでこのようなことは子猫に比べ少ないです。急な体調の変化も少なくトイレも決まった場所でできるのでしつけの必要もありません。また、性格もある程度形成されているのでその子にあった育てかたをすることができます。

アイドルから家族へ

子猫の内はなにをしても可愛くて、片時も目が離せません。いろんなお世話をしなければなりませんし、心配のタネも山盛りです。仔猫が一家の中心にいて、我が家の突然舞い降りたアイドルのようです。

そんな仔猫もやがて、あなたの家でだけ通じる鳴き方を獲得します。たとえば、「ニャッ」と鳴いたら「ドアを開けて」とか、「ウワ~ン」と鳴いたら「ご飯」といった具合。この頃になると、すっかり家や家族にも慣れて、お気に入りの場所を見つけたり、わがままや甘ったれをいうように。人の方も猫中心の生活から、いつものライフサイクルに戻り、猫が何か言ってきたときか、猫を構いたくなったときだけ構うようになります。「借りてきた猫」から「うちの仔」になるのです。

かけがえのないパートナーに

 

猫がうちの仔として暮らしている間に、さまざまな事が起こるでしょう。

あなたが凹んでいたり、寂しそうにしているときにはそっと寄り添ってくれるかもしれません。どんなに疲れていても「ご飯」「トイレ掃除」とこき使われることもあるでしょう。ふとした瞬間に愛猫の見せる表情を美しいと感じたり、警戒心ゼロの寝相にあきれたりもするでしょう。
気づけばあの仔猫は単なる猫ではなく、ラグならラグ、タマならタマといった一個の個性ある存在になっているのです。お互いにしてほしいことやしてほしくないことは暗黙の内にわかりますし、特に遊んだりじゃれたりしなくてもそこにいるだけで幸せ。おんなじ時間と場所にいられることがただただうれしい。それが大人猫の魅力なのです。

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