メインクーンの歴史
「メインクーン」のルーツに関しては諸説あり、明らかにされていませんが、アメリカ北東部のメイン州で生まれたといわれています。一般的には短毛種のイエネコと、長毛種である初期のアンゴラとの間で自然に発生したという説が有力です。
メインクーンが広く知られるきっかけとなったのは白黒の「キャプテン・ジェンクス」という名の猫が本に登場したことでした。
その後19世紀後半、ボストンとニューヨークで開催されたショーに出展され、世界的にも知られるようになりました。
メインクーンの「メイン」はもちろん原産地の名前から、「クーン」はふさふさした長い尾がアライグマ(ラクーン)に似ていることからつけられました。
メインクーンの特徴・性格など
がっしり大きな体に長い被毛でゴージャス!
体が大きく骨太でがっしりした体形。足は短め。
長めの毛に覆われ、とくに胸としっぽの毛量が多いのが特徴。
ゴージャスで存在感のある「メインクーン」には、気候が激しく変動する荒々しい大地を生き抜いてきた、たくましさが感じられます。農作物を荒らすネズミや害虫対策で“ワーキングキャット”として飼われてきたので、大柄な割にはハンター気質が残っています。飼い主さんの目には活動的で、好奇心おう盛と映ることも。
人とともに暮らしてきた歴史から、共存する術を本能的に身に付けています。穏やかで人なつっこいので、ペットとしては飼いやすいでしょう。
ただ、人との距離が近いぶん、人と対等であると思い、依存することはありません。そのため、マイペースで頑固といわれることも多いようです。
ときどき“挨拶”の意味で鳴く、うっとりするような声が特徴です。
メインクーンの毛質
光沢のある厚い毛が特徴。ダブルコートで、オーバーコート(上毛)には防水効果も。
長さは不揃いですが、背中の毛は上から下にかけて長くなっています。
メインクーンの毛色
「メインクーン」の毛色は多岐に渡っています。「ソリッドカラー」「ブラウンタビーカラー」「ブラウンパッチドタビー」「シルバータビー」「レッドタビー」ほか。
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