猫あるあるで意外と多いのが、室内飼い猫ちゃんの脱走話です。鳥が飛び交い、お日さまのいい匂いがする窓の外の世界は、好奇心旺盛な猫ちゃんにとっては魅力的な場所。もしかしたら、おうちの猫ちゃんも今か今かと脱走の隙を狙っているのかもしれません。しかし、脱走には大きなリスクがあるので注意しなければなりません。ここでは先輩飼い主さんの失敗談をまとめました。

朝起きたら網戸に隙間が…。ここ4階なんですけど!!

gatto appostato su parapetto di balcone guarda in strada

比較的涼しい夏のある朝、目が覚めると閉めて寝たはずの網戸がちょうど猫が通れる隙間分開いていました。私は3匹の猫と暮らしているのですが、その中の一匹がとても器用な子で・・・。「まさか!」と思って家中を探しましたがもぬけの殻。血の気が引いていくのが分かりました。ちなみに私の家はマンションの4階です。網戸の外側のベランダにもいないので、身を乗り出してお隣さんのベランダを覗いてみると、隣どころか何軒も先の細~いベランダの縁にいる一匹を発見!しかもよりによって普段からどんくさく、食欲旺盛な太っちょの子が…。なるべく平静を装って名前を呼ぶと、いつものようにこちらに歩いてきてくれたのですが、なにせそこは15㎝ほどの幅しかない細い細い壁の上。一歩間違えれば4階下まで真っ逆さまです。冷や汗を流しながら見守りました。「あ~、あとちょっと!」とホッとした瞬間、猫の後ろ足がずるっ!鳥肌が立ちましたが、なんとか体勢を立て直し戻ってきてくれました。他の2匹もその後帰ってきて事なきを得ましたが、思い出すと今でも恐くなります。

飼い主には威嚇するのに、近所の家で寝泊まり!?

Ganz relaxt.. 9 Monate alter BKH Kater
洗濯物を入れようと庭に出たほんの一瞬の隙をついて、愛猫が逃げ出したことがありました。外には一度も出たことがない子だったので、車にひかれたりしていないだろうか、他の猫とケンカをしていないだろうか、お腹減ってつらくないだろうかと、とても心配しました。近所を探し回りましたが見つからず、心苦しい日々が続いたのですが、1週間ほどが過ぎたある日、公園にあるすべり台の下で発見しました。無事でよかった、と安心したのもつかの間、連れて帰ろうと近づくとなんと私のことを威嚇するじゃないですか!1日粘りましたが出てくる気配がないので、その日は諦めました。次の日にその場所へ行くといなくなっています。どこへ行ったのか、私の顔を見て逃げ出したのかと考えると、猫を見つける前以上に胸が苦しくなりました。そんな絶望している私に、お隣さんが「お宅の猫ちゃん、どうやら近所のおうちで寝泊まりしているそうですよ。」と教えてくれました。教えて頂いたおうちへ伺うと、確かにうちの猫が遊びにきているとのこと。その日の夜、猫が戻ってきているであろう時間に再度お邪魔してみると、座布団の上にチーンと座っていました。そして、私を見るなり懐かしそうにスリスリしてきます。心配から解消されたのと、愛猫のひょうひょうとした態度に脱力し、どっと疲れが来ました。このまま迎えに来なかったらこの家で気ままに暮らしていたのかと思うと寂しいやら、愛猫のたくましさに感心するやら、色んな感情が巡りましたが、その後は逃げ出すこともなく、いつも通り私の膝の上で丸くなって寝ています。もうあんな想いはしたくないので、今は脱走されないように細心の注意を払っています。

体が勝手に動いて…!猫ちゃんへの愛を再確認

tabby cat afraid of peeking around the corner
買物から帰ってきて玄関のドアを開けた瞬間、愛猫が飛び出してきました。いつもはリビングでお留守番してくれているはずなのに、この日は私がリビングの扉を閉め忘れて出かけていたみたいで、鍵を開ける音に気付いて走ってきたところ、ちょうどのタイミングで玄関のドアを開けてしまったようなのです。飛び出した先はマンションの階段の踊り場で、しかも10階。パニックを起こすと何をするか分からない子だったので、「やばい」と思いました。案の定、捕まえようと近づいた私を見て極度の興奮状態に陥り、全速力で逃げ回りはじめました。踊り場の壁は人間の胸丈ほどしかなく、その先には何もありません。何とかして捕まえないとと愛猫の体に手を回そうとした瞬間、私の体をするりとかわし、断崖絶壁の壁に向かって猛ダッシュ!!そして、その壁を飛び越えようとジャンプ!!!その時、私と愛猫の距離はゆうに3mは超えていました。「あ!」と思ったところで記憶が途切れ、気がついたら落ちていく愛猫のしっぽの先をつかんで引き上げ、家の中に放していました。しばらく放心状態で動けなかったのですが、少し正気を取り戻すとなんだか左手がじくじく痛みます。見てみると大量出血しているではありませんか。どうやら猫を捕まえた時にひっかかれたようなのですが、全く気付きませんでした。今でも、壁を飛び越えた瞬間の映像はスローモーションで覚えています。でも、3m以上も離れた場所からどうやってそこに行き、愛猫のしっぽをつかんだのか思い出せません。しかも7㎏もある愛猫を軽々と片手で持ち上げて。もうあんな危険はないよう万全な対策をしていますが、愛するもののためには、頭ではなく、体が先に動くのだという貴重な体験になりました。

 

 

猫ちゃんの脱走は命の危険とも隣り合わせなので、本当に心配になりますよね。特に猫自身がパニックに陥ってしまうと、なにがおこるかわかりません。ほんのちょっとの油断で大事になる場合もありますので、日ごろから最新の注意を払って、猫ちゃんの脱走には気をつけるようにしましょう。

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にゃんペディア編集部

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