日用品や食品の値上げが続く昨今、ネコちゃんとの暮らしにかかる費用に頭を悩ませている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

アイペット損保では、犬・猫の飼育者1,000名を対象に「2025年の1年間におけるペットの支出に関する調査」を実施しました。

今回はその中から、ネコちゃんにかかる費用や、物価高における飼い主さまの工夫など、にゃんペディア読者の皆さまが気になる調査結果をピックアップしてご紹介します。

多くの飼い主さんが物価高の影響を感じつつも、「うちの子のためなら自分の支出を削ってでも守りたい」という強い愛情を持っていることがわかりました 。

ネコちゃんとの暮らしにおける最新の支出トレンドを見ていきましょう。

 

【調査概要】

調査対象:犬・猫の飼育者各500名(合計1,000名)

調査期間:2026年2月3日~2月8日

調査方法:インターネットによるアンケートを実施

 

 

 

 

 

ネコちゃんの年間支出は「1万円~10万円未満」が約6割!

2025年の1年間で愛猫にかかった関連支出を聞いたところ、猫の飼育者の約6割(58.0%)が「1万円~10万円未満」と回答しました。

犬の飼育者では「10万円以上」が過半数を占めており、比較するとネコちゃんの方が年間の支出規模はやや抑えめになる傾向が見られました。ワンちゃんに比べると、トリミング代などの定期的な支出が少ない分、全体的な支出規模は抑えられているようです 。

 

 

 

 

 

値上がりを実感する支出は「フード・おやつ代」が突出

ネコちゃんとの暮らしでも、家計への負担を無視できない状況が続いています。

調査では、飼い主さんの74.9%が「物価高による支出への影響があった」と回答しており 、実に4分の3のご家庭でやりくりが厳しくなっている実態が浮き彫りになりました

なかでも、ネコちゃんの日々の健康に直結する「フード・おやつ代」の値上がりを実感している方は43.9%と、他の項目を引き離して突出しています

毎日「おいしい!」と食べてくれるうちの子の顔を思い浮かべると、食費のコストカットはなかなか難しい……と悩まれている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 

 

 

負担に感じる「フード・おやつ代」と「病気やケガの診療費」

ペット関連の支出の中で、最も負担が大きいと感じる項目について、猫の飼い主さんからは以下のような回答が集まりました。

・フード・おやつ購入費:53.0%

・病気やケガの診療費:20.6%

全体平均(43.8%)と比較しても、猫の飼育者は「フード・おやつ代」を一番の負担と感じている割合が10ポイント近く高いのが特徴です 。

ネコちゃんは食事の好みが激しい子や、おやつを喜んで食べる子も多いため、こだわりのフードやおやつを継続して購入することが、家計に影響を与えているのかもしれません。

 

 

愛猫がシニア期に入ると、家計の内訳にも変化が現れるようです 。

調査結果を年齢別で見ると、10歳以上のシニア期では「病気やケガの診療費」が一番の負担だと回答した割合が29.9%にのぼりました 。これは10歳未満(15.6%)の約2倍という数字であり、年齢を重ねるごとに医療費の比重がぐんと高まる傾向がはっきりと出ています 。

シニア猫ならではの体調管理や通院が増える時期だからこそ、早いうちから「もしも」の医療費に備えておくことが、愛猫との穏やかなシニアライフを守る鍵になりそうです 。

 

 

 

シニア猫ほど「物価高対策」が難しい?

物価高が家計を圧迫するなか、ネコちゃんの生活費についても何らかの対策をすべきか悩むところです。しかし調査では、猫を含むペット関連の支出に対して「物価高対策をしていない」と回答した飼い主さんが67.3%にものぼることがわかりました 。

特に10歳以上のシニア期を迎えたネコちゃんの飼い主さんの場合、対策をしていない割合は73.5%と、10歳未満(63.0%)に比べて10ポイント以上も高くなっています 。

シニアになると、療法食など「これしか食べられない」というお気に入りのフードが決まってきたり、健康を維持するための医療費が必要になったりと、削りたくても削れない費用が増えてきます 。

物価が上がってもできるだけ長生きして欲しいと願い、「この子の生活水準だけは落としたくない」という、シニア猫の飼い主さんたちの強い決意が垣間見える結果となりました。

 

 

 

愛猫第一! 飼い主さまの約6割が「自分の食費などを見直す」

愛猫にかかる費用をしっかり確保するために、自分自身の生活を工夫している飼い主さんは少なくありません 。調査によると、全体の57.7%が、自分の支出を見直したり優先順位を下げたりしてやりくりをしていることが分かりました 。

具体的に「何を我慢しているのか」の内訳を見てみると、飼い主さんの切実な実態が見えてきます。

・外食費の見直し:26.7%

・食費(自炊)の見直し:21.0%

・趣味に使うお金の見直し:20.1%

上位には、飼い主さん自身の「食費」がズラリと並んでいます 。

自分のランチ代や楽しみを少しずつ削ってでも、愛猫が毎日食べるごはんや安心できる環境を最優先に守ろうとする、飼い主さんの深い愛情が伝わってきます。

 

 

 

 

 

これじゃなきゃダメ! 物価高でも譲れないネコちゃん用品

物価高の影響で生活コストが上がるなかでも、「これだけは他のものに変えたくない!」という強いこだわりを持つ飼い主さんは、全体の64.7%にのぼりました 。

 

 

なかでも、愛猫の健康や生活の質に直結する以下のアイテムが上位を占めました。

・現在購入しているフード: 47.8%(約半数の飼い主さんが回答!)

・おやつ: 24.7%

・トイレ用品: 18.7%

特にフードは、ネコちゃんの健康維持はもちろん、食の好みがはっきりしている「グルメな猫ちゃん」の好みを尊重したいという飼い主さんの親心が反映されているようです 。

食事に関する項目に次いで、「トイレ用品」が上位に入っているのは非常に特徴的です。猫砂やペットシーツなど、ネコちゃんの生活環境やストレスに直結するアイテムへの強いこだわりが窺えます。

また、万が一への備えである「ペット保険」についても12.9%の方が「代用したくない(継続したい)」と考えており、目先の節約よりも将来の安心を優先する傾向が見られました 。

 

今回の調査では、物価高という厳しい環境でも、自分の生活を工夫しながら「うちの子」の日常を懸命に守ろうとする飼い主さんの姿が浮かび上がってきました 。家計の余裕が削られている今、急な病気やケガによる医療費が家計に与えるダメージは、以前よりも相対的に大きくなっています 。

 

こうした状況下でも、飼い主さまとうちの子の健やかな毎日が経済的な理由で損なわれることがないよう、アイペット損保は、皆さまの「うちの子」への一生の愛を、確かな安心で守り続けてまいります。

 

 

 

◆ペット関連支出で物価高でも代用したくないものとしては、「フード」が約5割

物価高の中でも、他の商品やサービスで代用したくないものがある飼育者は全体の64.7%に達しました。具体的には「現在購入しているフード」が47.8%で最多となり、次いで「おやつ」(24.7%)や「トイレ用品」(18.7%)が続くなど、健康や生活の質に直結する項目が上位を占めています。また、「ペット保険」についても12.9%の飼育者が代用したくないと回答しており、飼育者のこだわりが一定数見られました。

今回の調査結果からは、物価高の中でもうちの子への支出は惜しまずに日常を守り抜こうとする飼い主さまの姿が窺えました。しかし、フード代などの日常的な固定支出が物価高で膨らみ、家計の余白が削られている今、突発的な医療費が家計に与えるダメージは以前よりも相対的に大きくなっています。こうした状況下でも、飼い主さまとうちの子の健やかな毎日が経済的な理由で損なわれることがないよう、アイペット損保は、皆さまの「うちの子」への一生の愛を、確かな安心で守り続けてまいります。

 

【調査結果のまとめ】
◆ 飼育者の7割超が物価高による支出への影響を実感。最も値上がりを感じたのは「フード・おやつ代」で約4割

◆ ペット関連支出の中で一番支出額が大きいものは、「フード・おやつ代」が約4割、次いで「病気・ケガの診療費」。猫は「フード・おやつ代」が5割超。10歳以上のペットは「病気・ケガの診療費」の回答が約2倍に

◆ 約7割がペット関連の「物価高対策をしていない」と回答。ペットが10歳以上の飼育者の方が対策をしていない割合が10ポイント以上高い

◆ ペット費用確保のための飼育者自身の支出の見直しは約6割が実施。特に食費の見直しが多い

◆ ペット関連支出で物価高でも代用したくないものとしては、「フード」が約5割

◆ 飼育者の7割超が物価高による支出への影響を実感。最も値上がりを感じたのは「フード・おやつ代」で約4割

 

 

 

★「うちの子」の長生きのために、気になるキーワードや、症状や病名で調べることができる、獣医師監修のペットのためのオンライン医療辞典「うちの子おうちの医療事典」をご利用ください。

 

 

アイペット損害保険株式会社

にゃんペディア編集部

詳細はこちら

関連記事

related article