猫ちゃんと働く魅力とは?!株式会社qnote様にお邪魔しました~後編~

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昨今の猫ブームもあって、猫ちゃんを飼っているご家庭はもはや一般的なものとなってきました。それでは、オフィスに猫ちゃんがいる会社はどの程度あるのでしょう?「猫と一緒に働く」ということになると、考えたことすらなかった人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、11人もの猫社員さんを受け入れている企業である、株式会社qnote様にお話を伺いました!代表取締役の鶴田様に学ぶ、猫と共に働くことの魅力とは?全2回に分けてお届けします。

‘猫ちゃんと働く魅力とは?!株式会社qnote様にお邪魔しました~前編~’も合わせてどうぞ。

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株式会社qnoteとは…

ソフトウェア開発やシステム・インテグレーション、ネットワーク構築、ITコンサルティングなどを事業としている企業。本社は世田谷区に位置し、従業員は25名で、オフィスで猫が一緒に働いていることで話題を呼んでいる。現在7人の猫社員が本社で働いており、他の4匹の猫ちゃんは、それぞれ人社員宅か支社へ出向した。

人社員は猫の世話を焼きたくてたまらないという様子です

―先ほど、人社員全員で猫ちゃんをお世話しているとおっしゃっていましたが、具体的にどのようにお世話されていますか?

鶴田:平日昼は人社員がお世話しています。交代とかではなく全員が我先にと世話を焼きたがります。夜は猫社員だけでお留守番をして、休日は人社員が交代で会社までお世話しに行きます。

―休日も会社に来るとは、もしかしてブラック企業ですか?(笑)

鶴田:ブラック企業ではありませんよ(笑) 土日の猫世話は「義務」でも「強制」でもありません。「当番制」もありません。社内有志が猫たちのために自発的にお世話をしています。これも、むしろ人社員が我先にとやりたがるので助かります。

―とても理想的ですね。夜は猫ちゃんたちだけで大丈夫なのですか?

鶴田:うちの猫社員は人が大好きで、昼にたくさん遊んで夜にはぐっすり眠るので、夜にお世話をする必要がありません。なので夜にお留守番させてもトラブルは起きませんね。IT企業である弊社は夜遅くまで仕事をしたり泊まりがけで仕事をしたりすることもあるから、夜に行動的になっても都合がいいというのもあります。

―猫社員が生活するにあたり多くの費用がかかるのでは?

鶴田:皆さんが想像されているほどではないと思います。猫社員はあくまでも社員ですので会社の経費で負担するつもりでいましたが、人社員が自発的にエサやグッズを飼ってきてくれます。みんなそれだけ猫をかわいがっているのでしょうね。

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こちらがオフィスの様子です。いたるところに猫のマークや猫グッズ、猫社員の写真などがあって猫への愛がひしひしと伝わるとてもいいオフィスでした。ちなみに、右下の猫イラストが描かれたボックスは、猫社員が頻繁に乗りたがるお気に入りだそうで、猫の毛だらけでした(笑)。

飼えないと諦めるのではなく、どれだけ猫を飼うための工夫ができるかが大事

―以前まで貸しオフィスで猫を飼っていて、なにか隣人トラブルや大家さんとのトラブルが生じたことはありませんか?

鶴田:前のオフィスはワンフロア全部を借りていましたし、最上階だったので、猫が原因での隣人トラブルはありませんでした。もちろん、色々な対策や工夫はこらしていましたけど。

―具体的にはどんな対策ですか?

鶴田:うんちとかおしっこ(猫砂)の臭いが出ないように掃除の頻度を多くしたり、ゴミ処理を工夫したり、壁をガリガリして大家さんを怒らせないように、壁紙の上にクロスを貼ったりしていました。オフィスで猫を飼うということについてそこまで心配しなくていいと思いますよ。猫は頻繁に鳴かないですし、鳴き声もそれほど大きくありません。人社員がオフィスをきれいに保つ努力さえ怠らなければ、大家さんを怒らせるようなことも大して起きません。

―猫可の物件を探すのはやはり大変でしたか?

鶴田:そうですね。ペット可と書いてあるのに、猫ならダメであったり、猫可だけど1匹までと言われたり。でも、懸命に探して見つかったのが今の物件です。逆に言えば、ちゃんと探せば猫多頭飼い可の物件もあるってことですね。結局大家さんを納得させるには原状復帰しかないと思います。出ていくときにどんなにお金がかかっても元通りにして返すことが責任。法人からすれば、壁紙などの修繕費なんて大したことないですし、しっかりと責任を果たして信頼を得ることが大事です。

―猫社員が企業や業務に悪影響を与える可能性やその対策などはございますか?

鶴田:うちはIT企業なので、サーバーに毛が絡まって壊れるのを防ぐために、クラウドサーバーに変更しました。

―今のオフィスが一軒家なのは、猫社員を受け入れやすいからでしょうか?

鶴田:はい、それも理由の一つです。やはり周囲を気遣うことなく猫を飼えますし、猫にとっては一軒家のほうが隠れられる場所や階段があって楽しいだろうと考えました。少し猫とは関係なくなりますが、不規則な食生活になりがちなエンジニアにとって、きちんとしたものを食べられるようにキッチンが欲しくて、一軒家にしたという理由もあります。

―ということは、このオフィスには猫社員が暮らしやすい工夫や仕掛けがあるのですか?

鶴田:例えば、階段やお風呂は猫の隠れ場所になります。もともとたくさんの棚がついているので、たくさん昇り降りできて楽しそうです。これから爪とぎ対策の壁のクロス掛けや、玄関の脱走防止など、より猫が暮らしやすい工夫を凝らしていく予定です。

―引っ越す際に猫ちゃんも一緒に移動したと思いますが、苦労した点はなんですか?

鶴田:トラックなどではなく一般的な車で移動したのですが、1匹ずつキャリーに入れて後ろのシートに段積みにしました。もちろん落ちないようきちんと固定しましたが、非常に慎重に運転しましたし、猫もいつもとは全く違う環境に心配でにゃーにゃー鳴きっぱなしでした。環境の変化を察知し、恐怖心からうんちやおしっこもその場でしてしまうので大変でした。シートを敷いてうんち対策したほうがよかったなと反省しています。

―想像どおり大変なのですね。引っ越した後も猫ちゃんは落ち着かなかったのでしょうか?

鶴田:ええ、引っ越してから3週間経った今でやっと2階に慣れたくらいで、まだ1階には降りようとしません。それまでは猫社員の執務室から出てこようともしませんでした。やっぱり猫社員にとってはストレスが大きかったのでしょうが、体調を崩すほどではなかったので安心しました。

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引っ越しでも様々なことに気をつけていらっしゃった鶴田さんですが、猫のお部屋にも猫のおもちゃがたくさん置いてあって、猫社員に少しでも楽しく暮らしてほしいという思いやりが伝わってきます。ちなみに、奥の方でははなちゃんがこちらの様子を窺っているのですが、この後すぐにこちらに近寄ってきました。はなちゃんは特に人見知りしにくい子なんだそうです。

猫がいることでワークもライフも楽しくなる。それ以上のことはないと思います。

―最後に、猫と一緒に働きたいけれど迷っている方・企業の方々にメッセージをお願いいたします。

鶴田:迷っているだけなら迷う必要はないと断言します、メリットしかないからです。お世話が面倒だというなら会社に関係なく猫は飼わない方がいいと思いますが…。おそらく猫を受け入れない企業の根拠は、「常識的に考えて職場に猫がいるのはおかしいでしょう」だと思います。でも、なぜそれが常識なのかと疑ってかからないとビジネスマンとして不適切じゃないですか。メリットとデメリットを考えてみて、いいものだと思えたらとにかくやってみないと。私は、毎日行きたいと思える会社を作りたかったから猫社員を受け入れました。そこに常識なんて関係ないですよ。それに、「ワーク・ライフ・バランスを大切にしよう」という考え方よりも、「ワークも楽しくして、ライフも楽しくて、両方大切にしよう」という考え方のほうがずっと素敵でしょ?猫がいることでワークが楽しくなるなら迷う理由はないはずです。

―ありがとうございました。また猫ちゃんたちと遊びに来ても良いですか?

鶴田:もちろんです!どなたでもご連絡さえいただければ、いつでも猫社員と遊びに弊社にいらっしゃってください。qnoteは猫好きさんを歓迎します!

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