猫の結膜炎

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結膜とはまぶたの内側の粘膜のことで、ここに炎症がおこることを結膜炎と呼びます。
細菌・ウイルスによる感染の他、外傷や砂・ほこりなどの異物などにより結膜が刺激され炎症がおこり発症することもあります。猫ヘルペスウイルス、カリシウイルスなどの感染が原因となることが多いです。また、免疫介在性疾患やアレルギー、涙の減少などが原因で発症することもあります。

こんな症状が出たら気をつけて

一般的には、痒みや痛みがあるために異常なほど目を気にするようになり、前肢で目をこすったり、顔を床にこすったりします。
このようなとき、目のまわりが涙でぬれていたり、目やにが出ています。また、まぶたをめくると、結膜が充血して腫れています。

診療方法

飼い主さんからの症状や経過についてのお話や、実際の症状・目の観察によって診断します。
感染が疑われるときは、目やにをとり細菌学的な検査を行うこともあります。
診療は、まず原因となっているものを取り除くため、リンゲル液や精製水などを使って洗目を行います。続いて、原因に応じて抗炎症剤、抗生物質、インターフェロンなどの点目薬による治療を行います。

治療・診療費はいくらぐらい?

目が充血し涙が止まらない、目やにが溜まるという症状で受診したケースです。ウイルス性の結膜炎と診断され、抗生剤の点目薬とインターフェロンの点目薬を処方されました。
診療項目(内容) 単価(円) 数量 金額(円)
処置料
(洗目処置など)
1,000 1 1,000
静脈注射
(インターフェロン)
3,000 1 3,000
点目薬 1,500 1 1,500
合計 5,500円

この診療明細書はアイペット損保の支払いデータから作成した診療費の参考例となります。したがって、診療費用・内容の平均・水準を示すものではありません。

予防

ウイルスによる結膜炎はワクチン接種で予防できます。すでにウイルス感染をしている場合では、ストレスによって再発を繰り返すことがあります。目やにが出ていないか、涙が多くないか、目を日頃から観察しましょう。

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Anicli24院長 三宅亜希
Anicli24院長 三宅亜希
電話で犬猫の医療相談を行う「電話どうぶつ病院Anicli24」の院長。日々、ペットオーナーからの電話相談に対応している。
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