HAPPYな多頭飼いを目指して ②

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前回に続き、多頭飼いのコツをお伝えします。

新入りの茶トラ猫を迎え、総勢4匹になった我が家。
家の中の環境も、いろいろ見直す必要がありました。

二階建てトイレを導入!

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以前からつねづね思っていました。。。
「猫トイレの上は、デッドスペースになる!!」と。。。
猫は高いところにジャンプできる動物なのだから、「二階建てトイレ」があってもいいんじゃないか? と。

多頭飼いでは、猫のトイレは多ければ多いほどいい、
できれば「猫の数+1」個あるのが理想
といわれています。
しかし我が家には限られたスペースしかなく、今までは3匹で2個のトイレを使っていました。

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幸い、それで今まで特に問題は起きていなかったのですが、
さすがに4匹で2個のトイレだと少なすぎる気がしました。
置くスペースを増やさずにトイレだけ増やす方法が、この「二階建てトイレ」でした。

最初は、テーブルや台を購入して、その上と下にトイレを置くことを考えていたのですが、ホームセンターを見回っていたとき、「この収納グッズ使える!!」とひらめいたのです。

http://squ-plus.com/?mode=cate&cbid=1891941&csid=0

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froq(フロック)

スタッキングできるタイプの収納グッズなので、上のトイレがぐらつくこともなく、安心。
さらに上部が平たいので、掃除用具などを置けるのも魅力でした。
(フタ部分は外して使っています)

二階から降りるときはこんな感じ。上がるときは、フチに前足をかけてからジャンプして乗っています。

二階から降りるときはこんな感じ。上がるときは、フチに前足をかけてからジャンプして乗っています。

しばらく様子を見ていましたが、幸い皆ちゃんとこのトイレを使ってくれました。
今までは二層式のトイレ(写真左)のみを使用していたのですが、これは砂粒が大きめ。
元野良猫の茶トラにとっては、自然の砂に近い、細かい鉱物系のトイレのほうが失敗が少ないだろうと思い、容器とともに砂も変更。
現在、茶トラもトイレの失敗はありませんし、先住猫たちも鉱物系の砂は心地よいようで、今では二層式のトイレはほとんど使っていないようです。
(16歳の老猫だけは使い慣れた二層式のトイレしか使わないので、左のトイレも残しています)

唯一の失敗は、透明タイプの容器を選んでしまったこと。
中で砂をかいている前足が外から透けて見え、他の猫がそれにじゃれて容器の壁をつつくことがあるのです(汗)。
中の猫が集中しづらいときもあるだろうな……と。
我が家のそばのホームセンターには透明タイプしか置いていなかったのですが、
調べると不透明タイプもあったので、次に増やすときはそちらを購入したいなと思っています。

http://squ-plus.com/?pid=86378308

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froq(フロック)深型30cm カラータイプ

猫ベッドを増やす!

猫ハンモック

ダイソーのグッズでできたハンモックは白黒猫のお気に入りの寝場所だったのですが、
新入り猫がそこに侵入!
白黒猫は(オスなのに)気弱で優しい性格なので、無理に奪うことはせず、譲ってしまいます。
これは早急に新しいハンモックを導入せねば……!

「入ってますけど、ニャにか?」

「入ってますけど、ニャにか?」

しかし、やはり部屋のスペースは限られています。

そこで目を付けたのが椅子の下のスペースです。

完成品は右。左右同じ椅子です。ちなみにIKEAの椅子です。

完成品は右。左右同じ椅子です。ちなみにIKEAの椅子です。

作り方はいたって単純。
洗濯ネットを椅子の脚にくくりつけるだけです。
結束バンドを使うと簡単にくくりつけられます。

さらに、周りを囲ったほうが落ち着けるため、布で覆いました。
四角い布を椅子の上にかけただけ。。。(^^;)縫い合わせてもいません。
幸い、新しい寝場所として認定されたようです。

「満足♡」

「満足♡」

と思ったらまた新入りが入ってる~! やはり子猫は無邪気。。。(^^;)

と思ったらまた新入りが入ってる~! やはり子猫は無邪気。。。(^^;)

このハンモックは他の場所にも応用できます。
テーブルの下や、キャットタワーそばの天井にも、
洗濯ネットを引っ掛けられる場所をフックで4か所作れば、可能です。
(ネットが突然落ちたりしないよう、安全面はご注意ください)

水飲み場を増やす!

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水飲み場は、多いければ多いほどよいというのも猫飼いの常識。
猫はオシッコの病気になりやすいですが、日頃から水を多く飲むことで
それを防ぐことができるからです。
というわけで新しい水入れを用意。猫がよく歩く導線上に置くと、歩いている途中で飲んでくれるので効果的です。

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認定されました!\(´∀`)/

食事は、無理に同じ場所で食べさせなくてもかまいません。
もちろん仲良く食べられるようなら同じ場所で食べさせてよいですが、
どちらかがストレスを感じているようなら、「おいしく食べる」のが優先。
少し離れた場所や、別の部屋で食べさせるなど、適宜変えましょう。

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先住猫の精神面のケア

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多頭飼いでよく言われることですが、人間はつい、新入り猫のほうばかりに集中しがちです。
特に新入りが子猫だと、子猫のかわいさにやられて、子猫ばかりちやほやしがち。
おとなの先住猫は、「自分の座を奪われた」と感じて深く傷ついてしまいます。
ですから、新入り猫を迎えた場合は、先住猫の精神面のケアをすることが大切。
食事を与えるのも、抱っこをするのも、先住猫を優先して
「お前が大切なのは変わらない」ことを伝えてあげましょう。
前回の記事で、新入り猫をしばらくケージに入れて過ごさせる方法をご紹介しましたが、逆は絶対にNG。
今まで自由にしていた先住猫をケージに入れ、新入り猫をフリーにさせるのは、屈辱以外の何物でもありません。

無理に仲良くさせない

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多頭飼いに憧れる人の場合、猫どうしが固まって眠ったり(通称・猫団子)、一緒に仲良く遊んでくれることを夢見がちです。
ですが、これは人間側の勝手な希望。猫からしたら「同じ猫だからって気の合うヤツばかりじゃない!」という感じでしょう。
四六時中取っ組み合いのケンカをしているほど仲が悪いと困りますが(その場合は別の部屋で飼うなどの方法を取らなければなりませんが)、
一緒に寝ない、近づかないなどの関係なら、ヨシとしてください。
猫は猫どうしで、折り合いをつけているのです。
別に他の猫と一緒には住みたくなかったのに、飼い主さんの希望で仕方なく住んでいるのです。
それを、「ほ~ら一緒に寝てごらん♡」など無理にくっつけようとすると……ケンカが勃発するなど、悪い影響しか及ぼしません(汗)。
「飼い主、私の気持ちわかってない!」と思われることでしょう……。

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日本動物科学研究所所属・編集者&ライター 富田園子
日本動物科学研究所所属・編集者&ライター 富田園子
幼い頃から犬・猫・鳥など、つねにペットを飼っている家庭に育つ。
猫雑誌の編集統括を8年務めたのち、独立。
哺乳類動物学者の今泉忠明氏に師事。
現在は5匹の猫と暮らす。
編集・執筆を行った本に『マンガでわかる猫のきもち』『幸せな文鳥の育て方』(大泉書店)、『フレブル式生活のオキテ』『シュナ式生活のオキテ』(誠文堂新光社)、編集を担当した本に『猫とさいごの日まで幸せに暮らす本』(大泉書店)などがある。5匹の猫と暮らす愛猫家。
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