猫との生活による騒音トラブルに注意!?

一般的に猫はサイズが小さめで、臭いも少との生活による騒音トラブルにご注意をなく散歩の必要もないため、飼いやすいペットとして認識されています。近年、犬に比べ猫が飼われることが多くなっているのは、高齢者や単身の家庭が増え、比較的狭いマンションでも飼いやすいこともその理由のひとつでしょう。

ただ、マンションでの室内飼いが一般化したことで、猫が出す物音について、今まで以上に気を配る必要があるかもしれません。犬のように吠えない猫は、そんなに騒音を出さないと考えている方も多いかもしれませんが、実は意外とご近所トラブルになる可能性もあるのです。

猫の鳴き声は「日曜大工」並?

猫との暮らし吠えるイメージが強い犬と比べ、猫の鳴き声に注意を払っている飼い主さんは多くはないかもしれません。

2009年に発表された明治大学理工学部・山田由紀子氏のリポート、「住宅内における騒音の種類と大きさ」によれば、1mの距離から聞く猫の鳴き声は74デシベル。これは1mの距離から発せられる「日曜大工で金槌で板を叩く音」と同等で、「まな板上で野菜を切る音」や「電話のベル」(ともに72デシベル)よりも大きいとされています。一般に70デシベルの音は、夜間のステレオ音や、騒々しい事務所の中、騒々しい街頭に匹敵します。

80デシベルを大きく超える犬の吠え声よりは小さいものの、それでも気になる人には騒音と呼べる音量になるでしょう。深夜、外から聞こえる発情期の猫の鳴き声は悩ましいものですが、室内の場合も、近隣住人には意外に大きく響いているかもしれません。

また、時々繰り広げられる「真空行動(深夜の大運動会)」にも注意しましょう。もともと夜行性で俊敏な動物である猫は、生活時間帯が人間とは異なっています。深夜帯や早朝に、駆け回ったり高いところから着地したり、ガリガリと爪とぎをしたりする音が、階下や隣接する住人に思わぬ迷惑をかけてしまう可能性があります。

「鳴く=いやなことが起こる」と認識させましょう

さてそれでは、猫が発するこれらのノイズを軽減させるためにはなにができるでしょうか。まず、朝早く大きな鳴き声をあげる場合には、ご飯をあげることは逆効果となります。「鳴く=ご飯をもらえる」と学習してしまい、より頻繁に鳴くことにもなりかねません。

無駄鳴きを押さえるためには、鳴くたびに霧吹きを使って水をかけるなど、猫の驚くことをしましょう。猫は「鳴くと、なにかいやなことが起こるな」と認識し、鳴くことを控えるようになります。その際、飼い主さんが驚かせていることを、猫に悟られないようにしてください。飼い主さんにいじめられていると思ってしまうと、猫との信頼関係が崩れてしまいます

そのほか、引っ越しや家具の配置換えなど、環境変化のストレスで鳴く場合もあります。その場合は、ストレスの原因を探り、できる限りその原因を排除するよう心がけましょう。発情期特有の野太い声は、かなりの騒音になる可能性があるので、もし避妊をしないという選択をするのであれば、近所迷惑にならない場所を選んだほうがよさそうです。

「深夜の大運動会」には日中の遊びが効果的

おもちゃで遊ぶ猫夜間の「真空行動」がひどい場合は、猫のエネルギーがあり余っている可能性があります。対処法としては、日中に体を動かす遊びをさせたり、運動を促すおもちゃを与えるなどしてエネルギーを消費させる方法があります。一般の騒音対策同様に、床に防音効果のあるマットやカーペットを敷いたり、壁や床を防音仕様にするなどの対策ももちろん有効です。

愛猫との快適な生活のためにも、ご近所さんとの良好な関係は必須です。飼い猫が発する”騒音”を客観的に捉え、改善できる部分は最大限の努力をしたいものです。

なんと約70デシベル、ギネス級の”ゴロゴロ”登場

最後に、猫のゴロゴロ言う声はかわいくて、一般に音量もさほど気にならないものです。ですが2015年、「世界一大きな鳴き声でゴロゴロと唸る猫」としてギネス世界記録に登録されたイギリス・デヴォン州トーキーに暮らす猫のマーリンのゴロゴロ音は、なんと67.8デシベル。これは電話のベル並みです。

マーリンは非公式ながら100デシベル以上のゴロゴロ音を出しており、電車が通過するときのガードの下に匹敵する騒音だとか。飼い主さんの苦労が忍ばれますね。

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