雨の日、猫は眠くなる?

雨の日の猫

最近、急激に夏の気分ですね。4月17日に三重県津市で観測史上最も早い真夏日が記録されて以来、今年も猛暑の予感がします。
けれど、その前にしとしとジメジメの梅雨があります。人間だって梅雨寒や梅雨ダル、食中毒など体調を崩しやすいシーズン。
梅雨どきの猫さんはどんなでしょうか。

雨の日の猫さんは眠い

寝る仔と書いて寝仔(=猫)なんて説があるほど、日がな一日眠っている猫さん。平均睡眠時間は、大人の猫さんで12時間から16時間といわれています。一日の半分以上をうつらうつらしているわけです。
ただでさえよく寝る猫さんですが、雨の日は殊によく眠ります。
雨の日の猫さんは、なぜこんなによく眠るのでしょうか。

低気圧がカラダに与える影響

梅雨どきは低気圧が日本列島を覆い、どんよりとした日々が続きます。
気圧が低くなると、人や猫さんの身体に影響が現れます。高気圧の時より、身体にかかる圧力が低くなるのです。
すると、圧力に締め付けられていた身体がゆるんで膨張します。それと同時に、血管までゆるんで膨張するのです。低気圧のときは偏頭痛がひどいという人の場合、この膨張した血管が神経を圧迫することが原因だという説があります。
猫さんも同じことで、低気圧の日は、なんとなく重くてダルい。つまるところ、だらだら寝てすごそうとなるわけです。

狩りができないからお休みです

そもそも猫さんがよく眠るのは、猫さんが完全肉食の狩猟動物だから。余った時間は、休養に充ててエネルギー保全に努めるのです。「今日は休日だから海や山に遊びに行こうぜ」とはならず、「明日に備えて寝て過ごすか~」というタイプなのです。逆にいえば、狩りに対してすこぶる真摯といえます。

雨の猫
そして、雨の日は、狩りに出たとしても成果が上がるとは思えません。獲物の皆さんもあまり活発に活動しないからです。
だったら、重たいカラダを引きずって出かけず、お休みにした方がまし。
けれど、なにも食べていないでガマンしているのはツラ過ぎます。
そこで、雨の日は眠くなって寝てしまうことで、ツライ思いをすることなく、やり過ごすのです。

どうやって「眠くなる」

そんなに都合良く、雨の日に眠くなれるのは、どんなメカニズムなのでしょうか。
前述したように、低気圧の影響でカラダがダルくなることもありますが、他にもいくつかの要因が考えられます。
雨の日は、当然ながら、お日さまが出ていません。私たちのカラダも猫さんも、お日さまの光を浴びると、「メラトニン」というホルモンの分泌が止まって活動モードに入ります。雨の日は、日光がメラトニンの分泌を止めてくれないので、活動モードに入らず、おねむモードをキープできるというわけです。

狩猟動物として、雨の日は眠くなるように進化した猫さん。
それも生き抜くための知恵なのでしょう。

ものすごくうらやましいです。

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