猫のことを一番に考えた、猫と暮らせる賃貸アパートとは~necotoプロジェクト~

猫 部屋

「猫と一緒に暮らしたい!でも、猫と暮らせる賃貸物件がなかなか見つからない!」
猫を飼っている方から、よくこのような話を伺います。確かに、「犬は可」でも「猫は不可」といった物件が多いように感じます。先日公開した「不動産のスペシャリストが語る猫フレンドリーな社会をつくるためにできること」でも松村氏がお話されていた通り、もし、猫のことを一番に考えた、お洒落なお部屋があったら是非住んでみたいと思いますよね。今回は、そんな飼い主さんと猫さんの願いを叶えてくれるのが、株式会社クラシヲがプロデュースする猫専用共生型賃貸住宅「necoto」です。

このnecotoプロジェクトから生まれた新築物件のお部屋を紹介します。

necotoとは?
不動産業 株式会社クラシヲ 代表取締役の、杉浦雅弘 氏がプロデュースする猫専用共生型集合住宅のプロジェクト。現在、猫と一緒に暮らせる賃貸住宅が少なく、「猫と人間が快適に暮らせる環境を提供したい」という杉浦氏の想いから企画された。

3月26日、にゃんペディア編集部が訪れたのは東京都葛飾区の住宅街。有名な、あのキャラクターが出迎えてくれます。

亀有

下町の情緒あふれる雰囲気の商店街を通り過ぎた閑静な住宅街のなかに、今回訪れたアパートがありました。

※お部屋は、すでに入居者が決定していたため、場所と外観は割愛します。

さっそく中に入ってみると、ワンルームであるにも関わらず40.57㎡と、とっても開放感あふれる室内となっていました。

2重扉

玄関と居室の間に1つドアが設けられており、互いの気配が分かるように すりガラスとなっています。

キャットウォーク

いちばんのポイントは、不思議な形状のキャットウォーク。そのままでもお洒落ですが、実はこの形状には、猫好きプロデューサー、杉浦さんならではのこだわりが。

「この特殊な形状は、猫を2匹以上飼ったときのことも考えて作っています。猫はもともと高いところが好きだということもあるのですが、より強い猫が上に。弱い猫が下に行く習性があるのです。(両側から上り下りができ、一方通行とならない形状であるため)、 すぐにポジションを変えることができ、ケンカになりにくいです。」

猫の習性を生かした形状になっているのですね。さらに、細かいこだわりもありました。

何と、カーテンの上にもキャットウォークがあるのです。

カーテン上のキャットウォーク

「猫は、カーテンレールの上に登るのも好きですからね。カーテンレールに登らないように、キャットウォークを作りました。」

う~ん。確かに、猫ちゃんがカーテンレールに登って、降りられなくなってしまったり、カーテンをボロボロに…なんて事態も避けることができるのですね。

IMG_0405 床下収納つき

さらに、1階のお部屋ならではの嬉しいスペースも。お部屋の一部は一段高くなっており、下に床下収納があります。

階段

一段高くなっている部分への移動手段であるこちらの階段、下に猫ちゃんが隠れられる、「隠れ蓑」スペースがあるのです。人間にとっては必要のない空間ですが、警戒心の強い猫ちゃんにとってはとても居心地の良い、思いやりの空間となっています。

”猫の為”にこだわりぬいたのは、お部屋の構造だけではありません。

床

一見、素敵な模様の床ですが、ただのフローリングではなく、木の質感を生かしたまま塩化ビニル製の特殊なシートを使い、猫がすべらないような造りとなっています。

「猫は、(毛づくろいで飲み込んだ毛玉を排出するため)吐く動物です。それと万が一床で粗相をしてしまっても掃除がしやすいような素材にしています。」

床だけでなく、壁は学校や病院等で使われる、特殊な固いクロス素材を使っており、猫が爪とぎをしても傷がつきにくくなっています。

-猫と一緒に暮らせる賃貸物件がなかなか見つからない原因として多いのは、やはり猫の習性である爪とぎによって壁や床がボロボロになってしまうことが、不動産屋さんによく思われないからだそうです。

ですが、猫が爪を立てられないような対策をすると、ストレスを感じてしまいます。猫の本能を抑え込むのではなく、素材を工夫することで、猫にとっても住みやすい環境を作ってあげることができるのですね。

特殊な加工を施した網戸

さらに、窓の網戸は、編みこんで作る従来の網戸ではなく、強化シートをパンチング(穴をあけて加工)した、丈夫で破れにくい網戸を採用しています。もし猫ちゃんが網戸に爪を立ててしまっても破れにくく、万が一の脱走を防ぐことが出来ます。

プロデューサーの杉浦さんは、元々動物が好きだったこともあり、愛玩動物飼養管理士の資格を習得し、さらにキャットシッターのパイオニアの下で、猫の習性や行動を学んだという徹底ぶり。だからこそ、より、”猫のために”工夫された住宅を提供できるのですね。

そして、杉浦さんが大切にしていることは、入居者とのコミュニケーションです。

実際に猫を飼っているからこそ分かる住み心地や、猫の性格の違いによっておこる細かな習性などをヒアリングすることで、今後の参考にしたり、よりよいプロデュースを行うことができるのだそうです。入居者の声を大事にし、猫も入居者も幸せになれるような住まいを提供するnecotoプロジェクトのような取り組みは、猫の飼い主さんにとって希望の星のような存在なのかもしれません。

necotonecoto をプロデュースされた 杉浦さま

ご協力ありがとうございました。

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