避妊・去勢が転換期-”兄弟愛”を利用した多頭飼いのコツ

タケさんちのシャノン君

人間にとって血を分けた兄弟(姉妹)は、なにものにも代え難い存在であると思います。

たとえ一時的に反目し合っていたり疎遠であったりしても、兄弟に対しては他人にはない、特別な感情を抱いている人が多いのではないでしょうか? さて、それでは猫は人間のように、自分の兄弟に対して特別な感情を持っているのでしょうか?

猫は兄弟を認識していない?!

猫は生後5〜6カ月を過ぎ、巣立ちの時期を迎えると、自分の親・兄弟を忘れてしまうと言います。猫には「血縁」という概念はなく、長く離れ離れになっていた親や兄弟に再会した場合でも、初めて会う猫に接するような態度になるようです。

そこで相性がよいようなら仲良くなり、気が合わないようなら無視したり威嚇したりと、関係性をいちから構築することとなります。とくに成猫のオスは縄張り意識が強いので、オス同士の兄弟でもライバル関係と認識する様子が頻繁に見られます。

猫 怒り けんか生まれた時から一度も離れることなく育った兄弟猫でも、お互いを兄弟だと認識することはありませんが、「仲間」だと思うことは多いようです。生まれてから常に一緒に過ごしてきた兄弟猫の匂いを間近で嗅ぐことで、「敵ではない」と感じ、相性のいい猫同士であればとても仲良しになることもできます。

また、ライオンなどのほかのネコ科の動物と同様、猫は女系の家族を形成する傾向があります。姉妹猫の場合は餌を分け合ったりするなど、仲良くしているケースも多いようです。母猫が離れ離れになった子猫と久しぶりに再会し、ふたたび授乳を始めるなど、親子関係を再開したとの報告もあります。

さらに、オスの兄弟猫がライバル関係となるほかに、ずっと一緒に育った仲の良い姉妹猫が、避妊手術をきっかけに仲が悪くなったという事例もあります。これは、避妊手術を行ったことでホルモンバランスが男性ホルモン優位となり、オス化してしまったことが要因のひとつとして考えられます。

猫の多頭飼いには、兄弟(姉妹)猫がおすすめ

これから猫を飼おうとしている人の中には、多頭飼いを望まれている方もいらっしゃることと思います。多頭飼いの場合には、とくに猫同士の相性がポイントとなりますが、同じタイミングで生まれた同年齢の兄弟猫であれば、相性の問題はクリアしやすいでしょう。

猫を家族に迎え入れるルートはペットショップで購入する以外にも、保護猫を譲り受けたり、友人からもらったり、あるいは捨て猫を拾ったりと、さまざまなものがあります。もし多頭飼いができる環境であるならば、不幸な境遇にある兄弟猫を選ぶという選択肢も考えてはいかがでしょうか?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでにゃんペディアをフォローしよう!

トップへ戻る