猫さんの室内飼い

Russian blue cat with its reflection in the window

今、猫さんは室内だけで暮らす仔が増えています。一般社団法人ペットフード協会が毎年行っている「全国犬猫飼育実態調査」をみても、2010年には63.6%だった完全室内飼いの割合が、2014年には75%まで増加。4匹に3匹はおうちの中だけで過ごすということになっています。
だからこそ、猫さんが快適に暮らせるおうちについて、考えてみませんか。

室内飼いは「かわいそう」?

imasia_15498425_M完全室内飼いというと、よく猫の自由が話題になります。愛猫家の方でも猫の自由を奪っていいのかと悩む人も多いですよね。

ある程度歩き回れて運動できる環境があれば、猫はストレスを感じない動物です。本来待ち伏せるタイプのハンターである猫は、食べ物に不自由しなければ動き回りたいとは思いません。自分のテリトリーの中でこそ安心して暮らせる性格をしているのです。
実際の話、保護される関係を受け入れ、食べ物の心配がなくなった猫さんは、すでに野生動物ではありません。自分の勝手な思い込みで中途半端な自由や危険を与えるのは人間のワガママかもしれません。
それよりも、猫さんの特性をよく理解して、おうちの中でより快適に暮らせる工夫をしてあげましょう。

猫さんは三次元で暮らす生き物 「高さ」が重要

catお散歩に行かない猫さんは運動不足になったりしないのでしょうか。
大丈夫です。ふつうの愛玩動物は、ワンコにしろウサギにしろ亀さんにしろ、横移動がもっぱらです。けれど、猫さんにはタテ移動があるのです。
初めて猫さんと暮らした人が驚くのがこのタテ移動。カーテンは登る、タンスに飛び乗る、気づくとクローゼットの上棚に潜んでいる。
この上下運動のおかげで、猫さんは自分で運動不足を解消できるのです。
ですから、運動不足とストレス解消のために、上下運動ができる場所を積極的に作ってあげましょう。
タンスやチェストの上に壊されて困るものは置かない。高さの違うチェストやカラーボックスを横に並べて「キャットステップ」を作る。キャットタワーを設置する、など。
猫さんの適正運動量は、一日に10~15分といわれています。猫さんが遊びたそうにしていたら、思い切りあそんであげましょうね。

「隠れる自由」を保証しよう

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基本的に、猫さんはしたいことをしたいときにしたいようにする生き物ですし、ビビりなところもあります。
ひとりになりたいときもあれば、来客と顔を合わせたくないときもあるんです。
そんなとき、誰にもジャマされず、心を落ち着けられる「隠れ家」があると安心です。寝室の隅っこや高い家具の上などにお気に入りのクッションを置いて、安心できる場所を作ってあげましょう。

「高い場所」、「隠れ家」、そしてめいっぱいの「愛情」があれば、猫さんはおうちの中で幸せに暮らせます。猫さんが楽しく暮らせるおうちをつくってあげて下さいね!

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