猫ちゃんの太り過ぎに要注意!

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ぽっちゃりした体型、ふかふかで柔らかい手触りは猫ちゃんの魅力のひとつ。思わずほおずりしたくなるぐらい気持ちのいいものですが、ちょっと待って。おうちの猫ちゃんは太り過ぎてはいませんか? ぽっちゃりしたかわいらしさは大歓迎ですが、太り過ぎはちょっと困りもの。太ってしまうと動くのが億劫になってしまい、運動不足からますます太ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。肥満が思わぬ病気の引き金になってしまうことも! それは人間だって同じですよね。猫ちゃんが欲しがるままにおやつをあげていたり、家族のご飯をちょっと分けてあげたりしている飼い主さんは要注意ですよ。

肥満サインを見逃さない

人間も太りすぎれば生活習慣病をはじめ、さまざまな健康障害を引き起こします。それは猫も同様です。肥満には心臓病や関節炎、糖尿病などの危険が潜んでいるのです。最近、猫がぽっちゃりしてきたと感じたら、まず猫の体に触ってみてください。もし、背骨や肋骨が指先で確認できなければ、要注意です。さらに猫を上から見て腰のくびれがなくなっていたら、それは体全体に皮下脂肪が付いていることの表れ。さらに顔の周りにも脂肪がついて輪郭が丸くなっていたり、下半身がナスのように丸く太くなってしまったら、それはもう明らかな肥満です。肥満解消ダイエットに取り組む必要があります。

食事でカロリー制限

scale食事制限と言っても、単純にフードの量を減らすだけではいけません。量を少なくすれば摂取カロリーは減らせるかもしれませんが、ビタミンやミネラルなど必要な栄養素を取ることができなくなってしまいます。これでは逆に体調悪化につながりかねません。最近は減量を目的としたキャットフードもいくつか販売されています。繊維質を多くすることで満腹感を誘うようなものや、脂肪燃焼を助ける成分が含まれているものなど種類も豊富。もちろん必要な栄養分も効果的に摂ることができます。ただし、急激なダイエットはかえって体を壊してしまう恐れがあります。1年で体重の10%程度を落とすぐらいのペースで進めれば猫にとっても負担は少ないでしょう。焦らず行うことがポイントです。

食事制限の落とし穴?

減量食をあげているはずなのに体重が変わらない、どうしてだろうと不思議に思っていたら家族の誰かがおやつをあげていた、なんてことはありませんか? そうなのです、このおやつが実はくせ者なのです。減量食を食べさせているから少しぐらいのおやつなら大丈夫だろうと考える人もいるようですが、それは間違いです。当然、その分のカロリーは増えてしまいますので、おやつをあげるなら、食事の量からおやつ分のカロリーを減らさなければいけません。

遊びながら運動させる

室内で暮らす猫はどうしても運動不足になりがち。運動はカロリーを消費させることはもちろんですが、筋肉量も増えるので基礎代謝がアップ。一石二鳥の効果があります。まずは猫が好きなおもちゃで運動させてあげましょう。手軽な方法としては猫じゃらしがあります。手でふって遊ばせるスタンダードなものから、釣り竿のようなタイプなど、種類はさまざまです。猫は狩猟をしていた時代の習性から、目の前で動くものがあれば狙いを定めて飛びかかってきます。猫じゃらしを使って猫を走らせたりジャンプさせたり、思いきり運動させてあげましょう。またボールを投げると走って追いかける猫もいます。猫の様子を見ながら、いろいろなおもちゃを使い分けてみましょう。また高いところにおもちゃをおくなどして、遊びの中に上下運動を取り入れるのも効果的です。

猫の中には誤っておもちゃを飲み込んでしまう子もいます。たくさん遊んだあとにはちゃんと片付けておくことを心がけましょう。

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監修: 東京猫医療センター 服部幸
監修: 東京猫医療センター 服部幸
2003年、北里大学獣医学部卒業。
SyuSyu CAT Clinic院長、アメリカのテキサス州にある猫専門病院の研修プログラムを経て、2012年、東京猫医療センターを開院する。2013年には、アジアで2件目となるISFM(国際猫医学会)のゴールドレベルの認定を取得。
10年間にわたり、猫の専門医療に携わる。
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