猫さんの起源を探る!意外な新事実も?

abyssinian-cat-533045_640

そばにいるだけで幸せを運んでくれる猫さんですが、私たちヒトと暮らしはじめたのは、いつ頃のことなのでしょうか。
今回は、猫さんと人との暮らし事始めをみていきましょう。

猫さんの祖先はリビアヤマ猫

先日、最新号(2015年7月号)の特集「猫語事典」のために、広辞苑で「猫」を引いてみました。すると、次のように書いてあったのです。

エジプト時代から鼠害対策としてリビア猫(ヨーロッパヤマ猫)を飼育、家畜化したとされ、当時神聖視された。

広辞苑の記述が必ずしも間違いというわけではないのですが、今では別の説も出てきているのです。順を追ってみてみましょう。

エジプトよりずっと前

長い間、猫さんが人と暮らし始めたのはエジプト時代だと思われてきました。
その時代に、人類は農耕を始めたからです。
農作物を倉庫に貯蔵する→ネズミが出る→猫さんがネズミを狙ってやってくるという構図です。
それ自体に間違いはなくて、実際に古代エジプトの遺跡からは猫さんのミイラがたくさん出土していますし、当時は猫の女神・バステト信仰の下、大切に崇拝されていたのも事実です。そんなことから、猫さんが人と暮らし始めたのは今から3500~4000年前というのが定説でした。

キプロスで猫出土!

greece-743340_640ところが、2004年のこと、地中海に浮かぶキプロス島から猫の骨が出土したのです。この猫さんは、人と寄り添うように埋葬されていたことから、野生の猫ではなく、主人と一緒に埋葬されるほど可愛がられていた猫だとわかります。
この骨が出土したシロウロカンボス遺跡は、紀元前7500年頃(約9,500年前)のものと考えられていますから、猫さんと人との歴史は一気に3,500年も昔に遡ることになりました。
さらに、DNA鑑定の結果、その歴史は今から1万年前に遡るという説も出てきているのです。
どんなに昔に遡ろうと、「一緒にお墓に入りたい」と思うほどメロメロになってしまう猫さんの可愛らしさには変わりはないのです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterでにゃんペディアをフォローしよう!

月刊猫とも新聞
月刊猫とも新聞
猫さんとの暮らしをより豊かに、より楽しくするための情報をタブロイド判12頁(全頁カラー)に凝縮した、読み応えたっぷりの新聞です。

○ちょっと変わった視点からの巻頭特集
○猫の魅力にどっぷりはまった作家によるアート作品
○猫さんと気軽にふれあえるスポット
○猫と人との長いつきあいを教えてくれる猫神社巡り
○猫に関するブックレビューや猫ギャラリー案内・最新企業情報

等、様々な角度からの情報を、毎月一度、皆様のご自宅まで直接お届けする通信販売型の新聞です。
トップへ戻る