知っておくべき!猫さん春の抜け毛対策

Women's hand brushed  fluffy cat, isolated on white

春はいろんなものが生まれ変わる季節です。木々は新芽が芽吹き、小学校には新入生が大きすぎる制服やランドセルで誇らしげに入学してきます。仔猫もこれからがシーズンです。そして、もうひとつ。〝猫さんの毛〟も、この季節に生まれ変わります。そう。換毛期です。
冬の間、猫さんを寒さから守っていた冬毛が役目を終えて、風通しが良くてすべらかな夏毛へと生まれ変わるのです。
今回は、猫さんの換毛期について考えましょう。

冬毛と夏毛の違い

猫さんの被毛は、体温調節に大切な役割を担っています。ですから、夏場は涼しく、冬場は暖かく、が被毛の条件。
夏場は、どちらかというと硬めの毛が粗く生えていて、風通しを良くし、涼しく過ごせるようになっています。これが「夏毛」と呼ばれる被毛です。
一方、冬場は、柔らかく細かい毛がみっしりと身体を覆って、暖かな空気を逃しにくい被毛になります。これが「冬毛」です。冬場は、大部分の毛が休眠期に入って、新しい毛は余り生えず、抜け毛もぐっと少なくなります。
これが、春の換毛期にどっと生え替わろうとするので、これからの季節は、絡まりやすい細かい毛がたくさん抜け落ちるのです。
黒い服なんて着られません。いや、ほんとに。

抜け毛は意外に困ったもの

2633_01猫さんの抜け毛、特に春先の抜け毛は、柔らかくてふわふわしていて、ソファやカーテンなどのファブリックにからみつくと除去するのが大変。気づくと家具の裏側や階段の隅に積もっていたりして、お掃除も苦労します。
それだけでなく、猫さんが自分で身体をなめ回して舌で毛を梳くグルーミングの時に、いつも以上に被毛を体内へ取り込んでしまうことになります。
普通でしたら、飲み込んだ毛はウンチと一緒に排泄されるか、「毛玉吐き」といって吐き戻すことで体外に出されます。けれど、あまりにたくさんの毛を取り込んだ場合は、体外に排出されず、消化器官に溜まってしまって〝毛球症〟という病気になってしまうことも。重篤になると、開腹手術をしなければならないこともあるので侮れません。

〝毛球症〟の症状としては、

    • 食欲不振嘔吐
    • 便秘
    • などが挙げられます。お腹をさすられるのを嫌がるようになる仔もいますので、気になることあがったら獣医さんにご相談ください。

春の抜け毛対策

お掃除を楽にするためにも、〝毛球症〟を防ぐためにも、そして、猫さんに身軽で気持ちいい日々を送ってもらうためにも、抜け毛にはきちんと対策を取りましょう。

抜け毛対策の基本は、こまめなブラッシングです。
ブラッシングにはマッサージ効果もありますし、猫さんと飼い主さんの絆を深めるコミュニケーションでもあります。ダニや湿疹などのトラブルも防ぐことにつながりますし、万が一、けがなどをしている場合でも早期発見につながります。
いいことづくめですので、ぜひぜひ、面倒がらずにブラッシングを。
猫草やヘアボールケアフードなども上手に取り入れてくださいね。

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