猫のしつけ2大テーマ:爪とぎとトイレ

siamese cat with scratcher

(1)しつけの基本: 猫のしつけは、イヌとは違う

イヌのしつけで基本となるのは「ほめたり叱ったり」すること。群れで生活していたイヌは飼い主に愛されたいと思い、常に飼い主のことを気にしています。なので、「飼い主にほめられることがしたい、飼い主に叱られたくない」と思うのです。
一方で、単独で生活していた猫は、飼い主を「同居人」のようにみています。なので、猫をほめたり叱ったりしても、しつけのためには意味がありません。それよりも、猫の習性を理解し、猫に合わせて解決策を見つけることが、猫のしつけのポイントです。

(2)爪とぎのしつけ: 猫が爪とぎしやすい環境を整える

爪とぎは猫の本能なので、無理にやめさせようとしても猫のストレスがたまるだけです。爪とぎ自体をやめさせようとするのではなく、猫の習性に合わせた対応が必要になります。
具体的には、以下2ポイントを意識しましょう。

1.猫が爪とぎをしやすい場所に、「爪とぎ器」を用意する

まずは、爪とぎの場所を確保して、他の家具や壁に爪とぎをさせないことが重要。
爪とぎ器は以下ポイントに注意しながら設置するようにしましょう。

  • 爪がひっかかりやすい段ボールや木材などの素材を使う
  • 猫の目につく目立つところに、必要に応じて複数個設置する
  • 猫は起きてすぐに爪を研ぐ習性があるので、猫が寝ている場所の近くが理想

2.家具や壁で爪を研いだら「現行犯逮捕」

もし、ソファやテーブルなどでツメを研いでいたら、すぐに爪とぎ器の場所に連れていきましょう。家具や壁でツメを研ぐことがクセにならないよう、特に子猫のうちは細心の注意が必要です。

(3)トイレのしつけ: 猫にとって居心地のいい「トイレ空間」を

トイレのしつけの考え方もイヌと猫では違います。猫の場合は、「猫がしたい場所にトイレを置く」くらいの心構えが必要です。具体的なしつけのポイントは以下の通りです。

1.トイレのしつけは生後3~4週間後

トイレのしつけは初めが肝心。生後一カ月弱経って、固形の食事をするようになったら、トイレのしつけを始めましょう。猫がウロウロして落ち着かなくなったら、トイレの合図なのでトイレに連れて行きましょう。次第にトイレに行くことが習慣になっていきます。

2.「粗相」をしたらすぐに痕跡を消す

万一、トイレ以外の場所でウンチやおしっこをしてしまった場合は、すぐに掃除して念入りに臭いを消しましょう。猫は自分の臭いがついている場所でなんども排泄しようとする習性があるので要注意です。

3.トイレは静かなところで、常に清潔に!

猫がトイレを使いたがらない場合は、トイレの場所が気に入らなかったり、トイレが汚れたりしていることがあります。猫がトイレを使ってくれるよう場所を変えたり、掃除をしたりするようにしましょう。

(当社獣医部監修)

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