フード専門家が教える「劣悪なフードに出会わないためのコツ」

キャットフード

連載『猫の食育』
昨今のペットブームに乗じて様々なフードが開発・販売されています。愛するうちの子のために最良なフードを選びたいと思うものの、種類が多すぎてどれを選べばよいのかわからない、そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?愛犬である姫ちゃんの病気をきっかけにフードの大切さを痛感し、世界一厳格な動物愛護法に基づいて生産されているスエーデンのプレミアムペットフードブランド「husse®」の代理店となった筆者が7回にわたって『猫の食育』の際の工夫をお伝えします。

‘ドライフード’‘ウェットフード’を選ぶときのポイントに引き続き、今回は、劣悪なフードを避けるポイントを紹介していきます。

皆さんご存知の通り、猫ちゃんは完全なる肉食です。
肉食の猫ちゃんには「良いお肉」を食べさせてあげる事が1番です。
当然の事ですが、それが猫ちゃんの身体を作る基礎になるからですが、
良いお肉はやはりある程度高額になりますよね。
‘ドライフードを選ぶ時のポイント’の章でも記載していますが、
やはりキャットフードにも適正価格はあります。
その価格を著しく下回る様な価格のキャットフードに使われている原材料のお肉。
その様な低価格のお肉が良いお肉の筈はないですよね。
でも、大抵その様なキャットフードのパッケージには
「猫ちゃん大喜び!」「栄養満点!喰い付き抜群!」
等の文字が派手に記載されていますので、ついつい手が伸びてしまいがちですが、
そこで、もう一度考えてみてください!

あまりにも安価で良いフードなんて存在しません!
何故なら、安価にする=品質を下げる。だからです。
これは猫ちゃんのフードに限らず、私達の食べ物も同じです。
全ての物には「適正価格」が存在するのです!

猫のごはんその様な、あまりにも安価なフードを与えていると後々、
そのフードが原因で大切な猫ちゃんが苦しむ事にもなりかねませんよ。
安価なフードに飛びつくと猫ちゃんを苦しめた挙句、
結果医療費等で貴方のお財布も苦しめる事になるかもしれません。
当たり前ですが人間も猫ちゃんも、健康はまず食べ物からです!
品質の劣る安価なお肉では喰い付きが悪いので、香料・添加物を入れて喰い付きを良くしてるのです。本当に良いお肉には香料・添加物なんて入れなくても喰い付きは良い筈ですからね。

猫 舌をペロリかと言って、ペットショップに行く度に新しいキャットフードが出てる様に感じる程
、どんどん新しいメーカーさんや種類も豊富になって来ていますよね。
又、キャットフードの口コミもインターネットで数多く見かけます。
「このフードに切り替えてから凄く〇〇が良くなった!」
又は「このフードに切り替えてから下痢をしたり、元気がなくなってきた」
の様に同じキャットフードの口コミでも真逆のコメントが沢山あります。
一方、凄く良いコメントが沢山書いてあるな。このフード凄く良いのかな?
と思い調べると、その様な口コミを書く専門の業者さんに依頼している場合もあります。
我々人間でも好き嫌い・合う合わないがある様に、猫ちゃんにも当然ですが合う合わないがあります。ですので一概に「このフードが最適」とは言えないのです。
その子・その子に本当に合ったフードを選んであげる。
悩まれたら専門家にご相談してみるのも手ではないでしょうか。

では、本題の「劣悪なフードに出会わない」為にはどうすれば良いか。
「十分に確認してからあげた方がいい」という危険な原材料を使用しているフードの見分け方を覚えておきましょう!
たったそれだけの事で大切な愛猫を危険なフードから最低限守る事が出来ます!

危険な原材料名

・粗悪な肉原料の代表格:〇〇ミール・〇〇ミート・〇〇パウダー・〇〇エキス
・中身が不明な:動物性油脂
・元が何なのか全く不明な:肉類
・喰い付きを良くする為だけに入れられる:着色料・香料

上記の様な記載の場合、肝心な中身のお肉が何だったのか全く解りません。
牛肉
これらの表記は「人間が食べる事が出来ない」と廃棄される予定の(若しくは廃棄されていた)いわゆる「4Dミート」を使用している可能性があります。
4Dミートとは、

• Dead(死んだ動物の肉)
• Dying(死にかけていた動物の肉)
• Disabled(身体の一部に障害のある動物の肉)
• Diseased(病気の動物の肉)

の頭文字を取って4つのDで通称4Dと呼ばれています。
いわゆる、人間用の食品には到底使えないお肉。
何とそのお肉が超格安で家畜用に出回っているそうです。
家畜用に使っていると考えただけでも恐ろしいのに、それが何と我々の大切な家族である
猫ちゃん用のキャットフードに使用されているなんて!
考えたくもないですよね。

Beef, pork, chicken and lamb meat cutsミールやパウダー等は簡単に言うと、粉々にして元が何だったのかが全く解らない状態にしているのです。
その元には

• かさ増しや、コストダウンのために肉以外の毛皮・ひづめ・糞尿までもまるごと加工して粉々にしている。
• 病気の為に長期間投薬漬けになっていた家禽がそのまま原材料に使われて、
肉に薬物が大量に残存している。
• 死亡してから長時間が経過し、既に傷み腐敗が進んだ状態で加工される。

どうですか?これ過去に実際にあった内容です。
可愛い我が子が、この様な物を食べさせられているかも?と考えたら。
それでも貴方は安価なキャットフードを選びますか?

まとめ

この表記のあるキャットフードは、いくら喰い付きが良くてパッケージが魅力的で安くても、避けた方が良いでしょう。

• ミール・ミート・パウダー・エキス
• 動物性油脂
• 肉類
• 着色料・香料

少なくともこれを守って頂いていれば、間違えて可愛い我が子に
劣悪なフードを与える様な事は最低限に防げるでしょう。

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株式会社ペミリー 代表取締役 兼 Boss 橋本 敏
株式会社ペミリー 代表取締役 兼 Boss 橋本 敏
大阪市出身。一緒に暮らしていた愛犬の病気を切っ掛けに、フードの大切さを痛感し、自ら世界一厳しいと言われている動物愛護法のあるスエーデンのプレミアムペットフードブランド「husse®」関西初の代理店になる。
様々な資格を取得し、お客様のご自宅に訪問させて頂いて直接ワンちゃん・猫ちゃんを見て・触る事にこだわって、本当にその子に合ったフードをご提案・お届けしている。今ではペットの顔を見れば健康状態がおよそ解る程に。【全てのペットとオーナーさんを笑顔したい】を経営理念に、Skypeによる食育講師やアドバイス・飼い主さんの心のケア(ペット好きな人専門仲人)迄。幅広い業務展開をしている。

株式会社 ぺミリー

資格:
ペットフード販売士 (社団法人 ペットフード協会 第15-10021-0)
ペット食育教会 ペット食育士
husse® 専任フードアドバイザー
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