バーマン(猫図鑑)

バーマン
英表記:Birman
誕生国:ビルマ(ミャンマー)
誕生年:1925年
タイプ:ロング&サブスタンシャル
毛種:長毛種
目色:サファイアブルーのみ
公認毛色:シールブラウン、ブルーソリッドや、シルバー、ライラック、チョコレート、クリーム、トーティなど、すべての毛色でポイントあり
体重:オス 4.2kg~7.0kg/メス 3.0kg~4.5kg

バーマンは、ミャンマー生まれのやや大型で長毛の猫です。大きな特徴は、足の先だけが白く見える、”白い靴下(ホワイトミテッド)”。黒い足の先の靴下がとってもキュートです。また、黒味がかった顔の中の澄んだブルーの瞳もとっても特徴的な猫です。

歴史

バーマンはその名のとおり、ビルマ(現在のミャンマー)原産の猫といわれていますが、詳しい起源ははっきりしていません。9~15世紀の当時のクメール王朝の記録の中にも、現在のバーマンの特徴を持つ猫の記述があるとされています。ミャンマーには、バーマンが寺院を守った昔話なども残っています。
近代に入って、本格的にバーマンがヨーロッパに紹介されたのは20世紀のこと。時は帝国主義時代真っ只中で、当時ミャンマーにはイギリス、中国(清帝国)などが勢力を拡大し、支配下に置こうとしていました。当時ミャンマーにいたイギリス人がフランスに持ち帰った2頭の猫がヨーロッパに渡った最初のバーマンだといわれています。
その後、1925年にフランスの猫血統登録団体がバーマンを公認しましたが、他の猫種と同様、二度の大戦でバーマンをはじめとするペットの純血猫が激減してしまいました。
戦後残っていたバーマンはたった2頭になってしまいましたが、毛色の似ているシャムなどの猫と交配されて猫種は復活していき、1966年にイギリスで、1967年にアメリカでそれぞれ公認されるようになりました。

特徴

バーマンの顔は丸みを帯びておりにきれいなブルーの目が離れ気味についているのが特徴。顔の中心部分は少し黒味が買っている固体も多くいます。
また、バーマン最大の特徴の一つがその足の先にある”白い靴下”。少し黒味がかった足の先にちょこんと白い部分があるのがとても可愛らしく、多くの愛好家をひきつけています。

被毛の特徴

まず、被毛の色の最大の特徴は前述の通り、足先に現れる”白い靴下”。但し、両親がきれいな”靴下”を持っていても、子に遺伝するかどうかは不明確だとされています。毛自体の特徴としては、長毛種の割にもつれにくく手入れをしやすい点が挙げられます。もともと暑い地域に住んでいたためか、夏場にはきちんと毛が短く生え変わる特徴もあり、季節によって違った印象も楽しめるかもしれません。

性格

もともと、ミャンマーのお寺生まれということもあってか、とても穏やかでやさしい性格の子が多いといわれています。加えてとても甘えん坊で、ご主人のお手伝いをしたがる子も多いといいます。但し、その甘えん坊な性格ゆえか、少し寂しがりやで嫉妬深い一面もあります。キーボードに乗っかってきたり、新聞を読んでいるところを邪魔してきたりしたら、かまってほしいサインかも。たくさん愛情を注いであげましょう。

生活環境

バーマンは あまり積極的に運動するタイプではありません。特に成猫になってからは運動量が減り、やや太りやすい傾向がありますので、しっかり食事管理をしてあげましょう。また、遊び好きで人間とのコミュニケーションを好むので、おもちゃを使ってきちんと遊んであげるようにしてください。

お手入れ

前述の通り長毛種ではありますが、毛はもつれにくいといわれています。それでも、週1~2回程度は少なくともお手入れをしてあげるようにしましょう。

注意すべき点

バーマンには、命にかかわる重大疾患こそ少ないものの、いくつか遺伝性疾患が報告されています。
・股関節形成不全(歩行不全になる)
・膝蓋骨脱臼
・先天性貧毛症(毛が増えない)
・先天性白内障
・尾端壊死(尻尾の先が血行不良でくさってしまう)
また、バーマンはペルシャなどとの交配を行った歴史からペルシャが罹患しやすい肥大型心筋症にも注意が必要です。 症状が見られた場合は、すぐに病院にかかるようにしましょう。

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